新興宗教オモイデ教外伝 1

新興宗教オモイデ教外伝 1 (1) (ガガガ文庫)

　
ガガガ文庫　新刊。
　
タイトルがなつかし〜〜〜*1なんて言いながら読みました。
　

ホラーエロいです！
えろぐろ！電波です。
　
…が、中盤までは誤字だらけの学園ものです。
　
「新興宗教オモイデ教」といえば、まだ子供だったころに読みました。
大槻 ケンヂ（以下、オーケンさん）の最初の作品だったそうですね。
友人の筋肉少女帯（オーケンさんはそのボーカル）のハマり具合が分からなかった私ですが、小説は好きでした。
「新興宗教オモイデ教」って、「ライトノベルの走り」って言われてるそうですね。
たしかに、あのダークでめちゃくちゃな雰囲気は、
　
後のライトノベルであった……
　
でしょうねぇ。二作目のグミチョコもほうが個人的には好き。
　
　
で、この外伝の話に戻りますが、
この外伝はこのオーケンさんの、「新興宗教オモイデ教」をリスペクトして書かれた物だそうです。
　
「本当」を「本統」とかの誤字ってオーケンさんのもそうでしたっけ？
当時は全然気にならなかったけど、なんだかこれが気に障るんですよ。
オーケンさんの文体を意識しすぎなのかな…。
内容はおもしろかったので、ちょっとそのあたりが勿体ないです。
　
とか、文句を書きましたが、十分面白かったです。
オーケンさんのを知らなくても十分読めるんじゃないでしょうか？

知っている人はちょっとノスタルジーを楽しめる、けどね（・∀・）

　
　
あと数冊、ガガガ文庫を妹から奪ってきたので読みま〜す。

*1:後書きみたら20年くらいまえの作だそうですね。オリジナルの「新興宗教オモイデ」は…。歳ばれるじゃん。